こんにちは!
1週間のウガンダツアーから帰ってきました!
行く前は、情報がほぼゼロの状態で、どんな国なのか想像すらつきませんでした。
家族や周りの人に心配されながらも、HONKIメンバーと飛び込んだウガンダ。
1週間の滞在をとおし、自分が見て感じたことを少しでもお伝えできればと思います!
現地で関わる人たち、旅行形態、期間によって同じウガンダでも感じることは違うと思うし、ひとり一人受け取るものは同じではないと思います。
もしウガンダに興味をもってくださったのなら、ぜひ一度訪れてみることをお勧めします!
きっと今までの考え方、生き方が変わります。
ふざけたら笑ってくれる心の広~い国
今回のウガンダツアー、主に車で移動をしました。
移動中、歩いているウガンダ人に窓から手を振り「よっ!!」と声を変えると、殆どの確率で手を振り返してくれるし、笑顔で言葉を返してくれます。
通りすがりの人に急にルガンダ語で自己紹介を始める私たちに笑顔で答えてくれました。
全く知らない外国人が話しかけてきてこんなに自然にフレンドリーに接してくれる人たちに初めて会いました。
日本では色んなことが「やっちゃダメ」という規制がそこら中にあります。理由があるものもあれば、特に人に迷惑をかけているわけではないけれど、単にNGとされているものもありますよね。
ホンキメンバーがクレイジーなこと(車のルーフをから立ってスピーカを抱えて熱唱するなど)をしても
怒られたことは一度もなく、私たちをあたかも「エンターテイナー」のような存在に感じさせてくれました。
日本では「問題児」になりかねませんよね。。。
ウガンダの人は楽しいことが大好きです。周りの人も一緒に楽しんだ方がもっと楽しいよねってなテンション。
この空気感、すごく素敵だなと思いました。
家族・コミュニティって?
ウガンダの都市部カンパラではなく、村で過ごしたことも大きいとは思うのですが、
ウガンダの人たちの「家族感」がかなり衝撃的でした。
今回ツアーを企画してくれたフレッド(ウガンダ出身)のご家族には大変お世話になりました。
自宅にお邪魔するたびに色んなことを思いました。
実際の血縁関係あるなしに留まらず、近所の人や友人、家族の友人が一つの場所に集まること。
外国人の私たちを快く受け入れてくれ、「外国人」としてだけでなく私たち個人に興味をもってくれたこと。
名前を覚えてくれて、たくさん名前を呼んで話しかけてくれてたこと。
自分たちの輪の中に入れてくれる心の広さに衝撃を覚えました。
私たちは便利なものを持ちすぎているせいか、自分一人で何でもできる感覚に陥ってしまっているのかもしれません。
でも、ここの人たちは自分が助けてもらったり誰かを助けたりすることが当たり前。
自分だけでは生きていけないと分かっているから。
遠慮もしないし、遠慮もさせない人たちでした。
そうやって、本当の家族以外さえも「家族」「コミュニティ」となっているんだなと感じました。
ウガンダの現実 -都市部と田舎ー
ウガンダでは、村で過ごすことが多かった私たち。
どこの国に行っても都市部と田舎ではもちろん雰囲気が変わると思いますが、
ここウガンダにおいても、その差を目の当たりにしました。
今回私たちは主に「Kyotera」という地域に滞在していましたが、ツアー終盤はウガンダの首都カンパラにも1泊しました。
その時にカンパラ市街にあるショッピングモールを見て回ったのですが、まるでアフリカを感じさせない外観と内観。(この時点ですごいステレオタイプなのですが)
まるでホテルの様でした。中にはバーバリースーツ上下を身にまとっている人もいました。
お店には最新のパソコン、スマートフォン、VR体験ができる遊具までおいてあり、「アフリカ」「ウガンダ」という一括りにしていたイメージがガラッと変わりました。
殆どの人口が首都カンパラに集まります。
勿論普通の人もいますが、お金持ちらしき人もいて、着ているもの身に付けているものが、今まで見てきた村の人と違いすぎて衝撃を受けました。
これがいわゆる「格差」なのかもしれません。
村出身でも、カンパラに出て働く人も多いのですが、カンパラの街を見て村の人は何を思うのだろう、とつい考えてしまいました。
また、お世話になったウガンダ人の話によると、
多くの村の人たちはケータイやテレビ、ラジオなど情報を得る手段がほぼゼロだそうです。
村と都市部の「差」。
村に住む人は、十分に幸せそうだし「かわいそう」という訳では決してないのですが、
これだけ情報の差があるという事実に関しては、うーん…と考えさせられました。
便利さより楽しさ
ウガンダにいて、驚いたことが彼らの「ダンス」。
冷蔵庫やテレビや電車はないけれど、ウガンダにも「娯楽」はあります。それが例えば「ダンス」。
よく考えてみると、娯楽って、ないと生きていけないものではないですよね?
いわゆる普通の生活が出来て、ダンスを踊らなくても困りません。
でも、ウガンダではそうじゃないんです。
この国の人はダンスや音楽がないと困るんです。
どんなに物資が豊富で便利になっても、人の心は豊かになるとは限りません。
殆どのウガンダ人は踊りが大好きです。音楽があれば踊り出す。
伝統的な踊りが今も残っている、多くの人が踊れるのってすごいことだと思います。
日本でいうと江戸時代だって、今よりはるかに原始的な生活だったにも関わらず、
生死にかかわらない「芸能」や「歌」「踊り」が強い支持をえて、彼らの心の支えになっていたのではと思います。
いつの時代も、意外にも人は「便利さや快適さ」より「楽しさ」を求めているのかもしれません。
「不便」というマイナスをゼロに近づけるのではなく、「楽しさ」でゼロからプラスを増やすことで、私たちは「豊か」になる
のかもしれないですね。
今回ウガンダツアー全てを企画してくれたウガンダ出身の「フレッド」。彼は今日本に住んで約2年になります。
今回一時的にウガンダに帰っているのですが、ウガンダで聞く彼の言葉は私の心に残りました。
「日本は好き。でも、楽しむ場所が少ない」
現地でみたウガンダと日本の物資的・経済的豊かさで言ったら、日本はスーパー便利で快適のはず。
にもかかわらず、日本で少なからず生きづらさを感じている。
普通に考えたら不思議な感じです。
それはやはり、「便利さ」より「楽しさ」が、人の心を満たすからなのかもしれません。
私たちの活動に少しでも幸せを感じてくれる人がいることを嬉しく思う一方、
もっともっと楽しむ場を増やしていきたいと思った瞬間でした。
「満たされる」ということ
ウガンダで強く感じたことの一つとして、彼らは「満たされているなぁ」ということでした。
「~がないから」とか、「~できない」といった発言は殆どありませんでした。
余計なプライドや見栄、肩書がないからこそ、自分自身ありのままをさらけ出していたし、その分「自由」に生きていました。
発展途上国と聞くと、物資に困っているんじゃないか貧しいんじゃないかと思いがちです。
でも、だからこそかもしれませんが、彼らは十分に幸せで人生を楽しんでいました。
多くのものを手に入れた私たち日本人が羨ましく感じるくらいでした。
「ないもの」よりも、「すでにあるもの」に価値を感じる力があるんだと思います。
飲み水が蛇口から出ないこと、スーパーマーケットがなくほぼすべてが自給自足なこと。
それは彼らにとっては生まれた時から当たり前のものなのかもしれません。
でも、そうだったとしても、毎日の家事や家畜の世話、食事の準備、水を運んでくるなど楽な仕事ではありません。
多くの先進国は、いかに効率よく、または機械にやらせるかを突き詰めていく社会ですが、
ここウガンダにいる間、こんなに楽しそうに調理をしながら笑ったり話したりしている彼らを見ていると、
必ずしもそれが「無駄な仕事」ではないのかもしれないと思いました。
彼らは何が自分にとっての「幸せ」かをちゃんとわかっているんだなと思いました。
今ある家、家族、育てた野菜があれば今日も美味しいごはんがみんなと食べられる。
何も不自由などしていませんでした。
だから、どんなに経済的に貧しくても、笑いは絶えないし、その笑いは周りをも笑顔にしてくれました。
まとめ
綺麗な言葉でまとめられる程すべてを理解したわけでは全くなく、今の段階でのまとめになるのですが、
ウガンダにいた1週間、私たちは彼らに見せつけられました。
彼らにも抱えている問題は少なからずあるけれど、それを上回る活気と楽しむパワーを見せつけられました。
そして、私たちが見習うべき彼らのパワーを日本でも行動にしていくことが一番だということ。
まず私たち自身がスーパー幸せであること、それを周りに伝播させていくことを目指して、日本でもっともっとHONKIで楽しんでいきたいと思いました!!
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木村
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