いきぺでぃあ

「あんな風に生きたいな」という先生。




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「あんな風に生きたいな」という先生。

 

転職 

Q. その後のお仕事は、何をやられたんですか?

2年後、32歳のときに福祉の学部に講師として働きだしました。岡山に新設される公立大学の公募があって、そこへの道が開けたので、福祉をゼロから勉強しました。だから、今だから言える話、勉強しながら教えてました(笑)。大学の講師だけど、他の先生の授業に出てました。学生の一番後ろの席を借りて、学生の学ぶ背中を見ながらノートとって勉強していました。

Q. 岡山で勤めていたあとは、どのような進路を歩まれたのですか?

6年間いて、岡山の次がまだあるんじゃないかなと思いました。そして東京の話があがったので、私立の女子大に2年間勤めました。38か39歳の頃です。でもそこでやっていることはリハビリではないし、条件はよかったけれどここでは満足できないと思ったので、次のステージに上がろうと思って筑波に行きました。

Q. 決断の経緯をもう少し詳しく聞かせてください。

勤めていた女子大では扱っていることが福祉のみだったんです。福祉とリハビリは、似ている様で結構異なります。僕がアメリカでずっとやってきたのはリハビリだったのですが、それを捨てるのは「自分から逃げる事になるだろうな」と思っていました。自分としては「そんな安泰でいいのか?」と自分に問いかけました。そしたら、「ん?」ってクエスチョンマークを頭に浮かべている自分をみつけて、「ずっとここにいるとふやけた先生になりそうだな」と思って、あえて挑戦したくなったんです。

Q. どのような授業を心がけてらっしゃいますか?

10〜20年後でも、その人が大人になった時に、ふっと思い出せるような授業をすることを心がけています。一言でも、なんでも良いんです。その人の顔でも、くだらない話でも良いんですけど、メッセージとして「あの先生はこれを伝えたかったんだな」と気づかせてくれるような授業をしたいです。

あとは、「学ぼうとする人の心にいかに火を灯せるか」…それが使命だと思います。それが灯せないんだったら、ダメだと思いますね。だから自分の「教える」という情熱がなくなったら、さっと身を引きたいと思いますね。

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