秋の気配を感じる今日この頃。
海や川はそろそろおしまい…??
ちょっと待ったー!
今回は、いつも私たちが湘南の海や川で楽しんでいる、SUPの魅力についてレポートします!!
レジャースポーツとして人気になってきたSUPですが、まだまだ楽しみ方の可能性が広がると思っています。
夏だけじゃないHONKIな遊び方、水上だからこそ気を付けたいことも紹介いたします!!
■概要
1.SUPとは
2.SUPで必要なグッズ
3.ボード別の魅力
4.HUのボード紹介
5.湘南のHONKIな遊び方
6.水辺で気を付けたいこと
7.まとめ
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1.SUPとは
SUPはStand Up Paddleboard(スタンドアップ・パドルボード)の略称で、葉っぱのような形をしたボードの上に立ち、パドルを使って海や川をすいすいと漕ぎながら進むアクティビティです。
「いきなり水上で立てるの??」
と心配になるかもしれませんが、最近ではSUPに乗って行う水上ヨガや観光地でのSUPツアーが人気になるなど、初心者でもチャレンジしやすいものが増えています!
とは言えやはり、ボードによって乗り心地はさまざま。
4章で私たちが普段乗っているボードを例に、ご紹介したいと思います!
2.SUPで必要なグッズ
気になるけど何が必要か分からない!という方必見、SUPグッズを紹介します!
「必須」「おすすめ」「必要に応じて」の3種類に分けてみました^^
(レジャーツアー等では「必須」のものはレンタルしてくれることが多いと思われます◎)
<必須>
・SUP(ボード)
・ポンプ(ボードがインフレータブルの場合のみ)※1
・パドル
・フィン
・リーシュ
・リーシュ を止めるバンド
・ライフジャケットか浮力体
・フィンを止めるネジとドライバー
<おすすめ>
・水着(濡れてもいいウェア)
・帽子
・タオル
・ブロワーとバッテリー(ボードがインフレータブルの場合のみ)※1
・サンダル(行き帰り用)※3
・救急セット
・goproマウント
・防水バッグ(荷物入れ)
・ボードケース(ハードボードの場合のみ)※2
・脚立(ボードを洗ったり乾かしたりする際に活躍)
<必要に応じて>
・サングラス(落下防止バンドもあると安心)
・日焼け止め
・時計(耐水性。海に行く場合は耐塩性もチェック。)
・ウェットスーツ(冬や寒い場所の場合のみ。夏は不要。)
・スマホの防水ケース
・ビニールシート(帰りの車内が汚れるのを防ぐ。)
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※1:「インフレータブル」
ボードの種類の名前で、空気を入れるタイプのことを指します。
次の章でもう少し詳しく紹介します!
※2:「ハードボード」
ボードの種類の名前で、硬いタイプのものです。
こちらもあわせて次の章にて!
※3:サンダル
行き帰りに水で濡れていても気にならないシューズ、という意味です。
実際にボードに乗るのは「裸足」でOK!
もしボードにもサンダルで乗りたい場合は、足首がしっかり固定されるもので。ビーチサンダルやクロッ○スのような、カパカパしちゃうものは危ないのでNGです(×_×)
3.ボード別の魅力
<ボードの種類>
SUPには、大きく分けて2種類あります。それが、「ハードボード」「インフレータブルボード」。それぞれの特徴と、メリット・デメリットを紹介します!
▶ハードボード
簡単に言うと、カッチカチの硬くて頑丈なボードのこと。
ボード自体の耐久性やスピードの出せる直進性が特徴で、乗りこなせるとグングン進めます! ただ、インフレータブルのものよりお高めなのと、保管するときの置き場所に困るというのは注意したいところ。本格的に取り組みたい人におすすめです!
メリット | デメリット |
・頑丈 ・しなりが少なくコントロールしやすい ・修理が比較的簡単 ・インフレータブルより長持ちする | ・持ち運び&保管時にかさばる ・ボードが当たると怪我し(させ)やすい ・インフレータブルより値段がお高め ・乗りこなす技術が必要 |
▶インフレータブルボード
私たちが最近使っているのは、こちらのレースタイプ(細身でスピードが出ます)のアクアマリーナのボードです。
空気を入れて膨らませるタイプのボードです。
ゴムボートのような材質で、空気を入れるとびっくりするほどカチカチになります。 ハードボードに比べ耐久性は劣るものの、しっかり空気を入れておけば頑丈で、簡単に穴が開くようなことはありません◎ 手軽に楽しみたい人におすすめです。
メリット | デメリット |
・持ち運び&保管がしやすい (空気を抜いて折りたためる) ・目的別のモデルがあり、楽しみ方が広がる (例:レース用、ヨガ用、波乗り用、釣り用) ・ボードが当たっても怪我し(させ)にくい ・ハードボードより値段がお手頃 | ・準備に時間と労力が必要 (空気を入れるのが大変) ・しなりがありコントロールしづらい ・熱に弱い ・穴が開くと修理が難しい |
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<参考までに。。。☻>
それぞれ違った持ち味がありますよね。
目的に合わせて選んでいきたいところですが、私たちは「インフレータブルボード」をたくさん愛用しています!♪
たしかに、炎天下の中でバースト(破裂)しちゃったこともあるし、毎回空気を入れるのは結構大変。。。
ブロワーという電動の空気入れ+ポンプでの手動空気入れ、合わせて10~15分ほどかかるんですが、空気圧がものすごく高いので最後の方はもはや筋トレ。笑
(ちなみに私たちが使っているのはマキタのブロワーです!!)
それでも、
・初心者でも挑戦しやすい安定性
・空気を抜いて折り畳める持ち運びやすさ
はとっても魅力的!!
湘南の海に、近くの川に、と大活躍。
海外ツアーでアメリカにSUPを持って行ったこともあります。笑
幅の広いものからレース用のものまので、それぞれ違った乗り心地をシチュエーションに合わせて楽しんでいます^^
4.HUのボード紹介
私たちHONKI UniversityがSUPを始めて約2年。
メインの活動ではなく、みんなで楽しみながら続けているのですが、「あれ?SUPのクラブチームだったっけ?」と思われるほど装備がそろってきました。笑
中には公益財団法人B&G財団さんに協賛いただいているものもたくさんあります。楽しみ方がどんどん広がり、大感謝です!m(__)m
大活躍のSUPたちをご紹介しますー!
- インフレータブルボード(安定性高め)
「C4ウォーターマン」「アクア・マリーナ」と呼ばれるものを使っています。
幅が広めで、長さは12ft、重さは10㎏ほどでしょうか。初めての方でも乗りやすいのが特徴です。川で遊ぶときには、虫アミやバケツなどの遊びアイテムを積み込むことも。ボード面が広いからこそ為せる技です◎
- インフレータブルボード(レース用)
「アクア・マリーナ」のレースタイプ。幅が細く、14ftの長さを持ち、スピードの出る直進性が特徴です。大きいのに速いの?と感じられるかもしれませんが、細長い形状が水の抵抗を減らし、漕いだ力が伝わりやすくなっています^^
ただ細い分グラグラしやすいので、少し乗る練習が必要かもしれません。慣れると、ぐんぐん進める感覚がいっそう楽しくなるはず!
こうやって比べてみると、レース用の方が長く、幅も比率的に細めに作られていることが分かります^^
- モンスターSUP
これはちょっと、いやだいぶ、珍しいタイプのボードかも。笑
その名も「モンスターSUP」!
大きさも重さもモンスター級。
大人数で楽しめます。
5.湘南のHONKIな遊び方
ボードのことは分かった、じゃあどうやって遊んでるの??
ということで、私たちの遊び方をいくつか紹介しますー!!
☆モンスターSUPからのジャンプ
☆海でSUPサーフィン
☆朝練
☆相模川の河口~海まで漕ぐ!
☆葉山の浜から、SUPでしかたどり着けない神社⛩に上陸
☆御岳の白丸湖をSUPで散策
☆たくさんSUPを連結させ、橋を作って馬跳び!
☆烏帽子岩に上陸
☆全長約25km:M2Oにチャレンジ!
6.水辺で気を付けたいこと
水辺は本当に楽しい!!私たちの夏は、海や川と共にあります。
ただそこは、何よりまず「安全」あってのこと。
これが本当に、1番大事。
毎年夏休みの時期には、全国での水難事故のニュースが聞こえてきます。
大きくて、美しくて、楽しい自然ですが、本当の怖さや危険を知っておくことで初めて、心から楽しめるのではないかと思うのです。
どんなに気を付けても気を付けすぎることはないのですが、最低限チェックしておきたいことをまとめてみました。
■ライフジャケットを正しく着用!
近年、子どもたちのライフジャケット(以下:ライジャケ)着用はだんだん広まってきているように感じます。でもこれは大人にとっても、めちゃくちゃ大事です!
例えばもし水辺で子どもに何かあったとき、大人がライジェケ着てないと、助けることもままなりません。自分の安全を担保したうえで助けに行かないと、助けるどころか自分まで、、、なんてことも。
見落としがちですが、「正しく着られているか」も大事です!
ポイントは、ライジャケを装着したあと、肩やサイドのベルトをギュッ!と締めることです。ブカブカだと、水中に入ったときにずり上がってきて、息がしづらくなってしまいます(×_×)両肩のベルトをつかんでみて、上にずり上がらなければOKです◎
ライフジャケットだと落ちた時に乗りにくい、肩などの動きが制限されるので、最近はレスチューブを使っています!!
これだと日頃はコンパクトに腰に巻いておけるので便利です!
■事前に天気予報をチェック!
当日のお天気は、要チェックです。
晴れか雨か、だけでなく、降水量や風速、海なら波の高さ、川なら水量、それぞれの変化など、細かく調べておくことがオススメです。
<おすすめチェックサイト・アプリ>
・海天気
・Windy
・潮時と天気
■体調を万全にしておく!
太陽が照るなか水の中で過ごすことは、思ったよりも体力を使うことも。
最後まで元気に遊ぶため、準備は前の日から始まっています!
早く寝て体力をたくわえ、当日もしっかりご飯で栄養補給。
準備体操に、水分や塩分の摂取もわすれずに^^
ちょっとでも違和感を覚えたら、早めに休んだり処置してもらったりするのがベストだと思います。
■遊び場の危険スポットを確認!
みんなで遊ぶ前に、周辺の安全を確認するのも大事です。
水の深さや底の様子、波や流れの大きさや、障害物を見て回ります。
実際に歩いてみて滑らないか、とがった岩などはないか、小高い場所から確認しても大丈夫そうか、など、危険な場所を把握しておきます。
みんなで危険スポットの情報を共有しあい、お互いに気を付け合うのもポイントです◎
■もしもの時は…?をみんなで準備!
もし何かあったときのことを考えるのは怖いし不安。でも、もしもの時はいつだって突然、予期せぬタイミングで起こります。
あらかじめシミュレーションして対処法を知っておくことで、パニックになるのを防ぎ、助かりやすくなるはずです!
・流されてしまったときの安全な態勢、浮き方は?
・たどり着けそうな岸辺を見つけたときの目指し方は?
・他の人を助けるロープの投げ方は?
・そのロープの掴み方は?
…などなど、みんなで確認しておくのが大事かなと思います◎
7.まとめ
いかがだったでしょうか^^
●SUPには、ハードボード/インフレータブルボードがあり、それぞれの特色がある♪
●みんなでSUPレースする、ボードを組み合わせてみる、烏帽子岩を目指すなど、楽しみ方はまだまだ広がる!
●事前の準備と当日の心構えで、水辺を「安全に」楽しむ!!
SUPや水辺のアクティビティをもっと楽しむきっかけになったら、最高にうれしいです!!
最後までお読みいただきありがとうございます!✨
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