コロナで外出自粛が続き、すっきりしない日々が続きますが、皆様は元気でお過ごしでしょうか?
はじめまして。小学6年生のこうたろうです。
僕は普段、HONKI Universityの様々なイベントに参加したり、海や公園などいろんな場所で一緒に遊んでもらったりしています。
そんな中で夏休みに入り、「コロナでこんな状況だからこそ、何かしたい!」と思い立ち、HONKIに関わる子どもたちで共に行動を起こしました。
今回はその頑張りを紹介するために、子ども代表としてブログを書かせていただきます。
概要
1.僕たちで出来る事はないか?
火曜日に行っているビーチクリーンのあとに、仲間と「夏休みの時間を使って、世の中のためになることができないか」という話になりました。
みんなで考えた結果、「お弁当を自分たちで作り、売り上げの半分を寄付する」ことを思いつきました。
お弁当はみんなで一緒に作り、寄付先は子どもたち1人ずつがそれぞれ決めるという形です。
新型コロナの影響で僕たちの夏休みは2週間と短かったのですが、その中でもこれなら行動が起こせると思いました。
お弁当のおかずは僕たちひとり1品ずつ担当して、各家庭の味を出すことにしました!
2.初めてのプレゼン
僕たちが作るお弁当にお金を出してもらうためには、
このお弁当の価値を説明するのが大切だと考え、1人1人に電話をしたり、直接お会いしたりしてプレゼンを行いました。
説明した内容は、お弁当の中身・どこに、なぜ、寄付するか・値段・お弁当を渡す日時 などです。
プレゼンしているなかで、「そのお弁当は他のお弁当と何が違うのだろう。」といった質問をいただくこともありました。
そうした質問に、相手に納得していただけるまで1つ1つ丁寧にお答えしました。
そのために、分からないことは調べたり、自分なりに考えたりして、とても大変でした。
今回一緒に活動したメンバーと、それぞれの担当したおかず・寄付先は以下の通りです。
なず(小4)
担当:マカロニサラダ
寄付先:モンゴルキッズの家 さん
理由:1人でも多くのストリートチルドレンや、マンホールチルドレンを減らしたいと考えたため。
こうたろう(小6)
担当:かぼちゃプリン
寄付先:かながわコロナ医療・福祉等応援基金 さん
理由:コロナ対策に追われる医療従事者の方々を支援するため。
いつき(小6)
担当:ミニサラダ
寄付先:DOG ReLIFE GUNMA さん
理由:いとこの行方不明の犬を探してくださっている、動物保護団体を支援するため。
いく(小6)
担当:だし巻き卵
寄付先:公益財団法人かながわ 海岸美化財団 さん
理由:世界中の海がきれいになって欲しいという願いを持ったため。
まさと(中3)
担当:とりの唐揚げ
寄付先:クラウンYAMA さん
理由:いつもみんなに笑顔を届けてくださる、ステキな道化師さんを応援するため。
3. お弁当作りと手渡し
いよいよ、弁当作り。人によっては、2日前から準備を始めていました。
それぞれが、それぞれの想いを込めて作ります。
HONKIのみんなで挑戦している畑からトマトをとってきたり。
だし巻き卵を焼いたり。
これまたHONKIの畑で育てたかぼちゃを使ってプリンを作ったり。
もう大忙しです。
お弁当を作るためにはたくさんの材料が必要で、準備がとても大変でした。
最後に、みんなが持ち寄った大量のおかずを弁当箱につめていきます。
全部で39個お弁当が完成しました。
僕たちの想いがいっぱい詰まったお弁当。
お弁当につけるメニュー表やメッセージカードも、みんなの手作りです。
準備ができたら、購入してくださった皆さんに手渡し。
暑い中、遠くは伊勢原から来てくださった方もいらっしゃいました!
みなさまに感謝です!!
4.寄付してきました!
お弁当を買ってくださった方の想いも足された売上金。早速寄付に出向きます。
寄付先のひとつである「公益財団法人かながわ海岸美化財団」さんへ。
やさしく出迎えてくださいました。
「日本で唯一の海岸美化専門の団体」とのことで、
寄付の経緯や、HONKIでのビーチクリーンの活動も報告。
今回の取り組みについて、たくさん誉めてもらいました。頑張って良かった!
直接渡せない寄付先は、銀行から振り込みました。
5.まとめ
今回のメンバー1人1人の感想と、学んだことをまとめました。
なず
[感想]買ってくれた人の笑顔が見れたり、新しい料理が作れるようになったりしました。またマンホールチルドレンを少しでも多く助けることに繋がって良かったです。
[次に気を付けたいところ]お弁当箱が紙だったため、米つぶがくっついてしまったことを改善したいです。
いつき
[感想]親に感謝の気持ちが芽生えました。みんなで集まって売って買ってもらうのが楽しかったです。
[次に気を付けたいところ]いろんな人の信頼を得るのが難しかったので、工夫したいです。
いく
[感想]ビジネスをするということの難しさ、たくさんの量のお弁当や料理の大変さ、お金の使い方、信頼をしてもらうことの難しさなど多くを学びました。
[次に気を付けたいところ]信頼を得られるもっと上手なプレゼンが出来るようになりたいです。
まさと
[感想]学ぶことが多かったので、2回目も企画してみたいです。
[次に気を付けたいところ]企画に準備が急ぎ足だったので、次回はもう少し計画的に余裕を持って取り組みたいです。
僕はこの企画を通し、「自分のお金を寄付する大切さ」を学びました。
親からもらったお小遣いではなく、苦労して得たお金を寄付する事で、自分たちの思いをより強く込められると感じました。
今の僕たちでは、またすぐに自分たちだけでお金を作ることはむずかしいかもしれません。
ですが、次にまた寄付をする機会があったら、今回の学びを土台に、寄付先にもっともっと気持ちを込められる方法を考えたいと思います。
また、他の人に協力をお願いして何か達成したいことがあるときには、この企画で鍛えられたプレゼンで、自分の考えをしっかりと伝えられるようにしたいです。
学校の話し合いなどでも活かしていきたいと思います。
最後に、企画を手伝ってくださったお母さん方、そしてこの企画を応援してくださったすべての皆様、ありがとうございました!
こうたろう
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