いきぺでぃあ

アーティスティックな精神科医




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アーティスティックな精神科医

大学時代

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Q.大学に入って、どんな心持ちでしたか?

「3年間やってきた浪人生活をもうしなくていいんだ!」っていう解放感と喜びですね。それ以上に、どうしても親の顔色をうかがって生きてきたけれど、そこから逃れられるという開放感がありましたね。好きな絵の世界に飛び込んだことも、1つ大きな喜びでした。

Q.大学生活はどうでしたか?

芸大って学生にとっては天国みたいなところで、非常にゆるやかなカリキュラムだったんです。ですから、ほとんどはサンバの練習室にこもって、楽器を叩いているような4年間でしたね。浅草のサンバカーニバルなど、対外的な演奏活動もたくさんやりましたよ。

Q.「大学生活がいまにとって大事だった」と伺っているのですが、今の生活とはだいぶ違う事をされていますよね。具体的に、どう関わってくるのでしょうか?

芸大には、様々な価値観の人たちが集まってきているんですね。美術をやる連中なんていうのは面白くて、絶対に人と同じような生き方をしたくないっていうような人が揃っていました。例えば、自分が着ている服なんかも既製品を買うようなことはなく、自分で作っちゃったりしている人もいるんです。

Q.そういった人たちとの出会いが、今の生活と関わってくるということですか?

そうですね。精神科の仕事は、心を病んだ患者さんたちのお話を聞かせていただくというものです。多くの患者さんは、世間の常識やルールの中で生きていこうとしても、生きづらいと思って悩んでいらっしゃるんです。

Q.なるほど。

だから、むしろ逆転の発想や非常識的な価値観を持ちながら、患者様の話を聞かせていただくこと。それが精神科医にとっては非常に大事だと思うんです。そういう意味で、芸大での経験は、「柔軟な発想をしても良いんだ」と学ばせていただいたという点で、今の自分の中の非常に大事な基礎になっていると思います。

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