こんにちは!
ウガンダから帰国し、メンバーそれぞれが日本でのいつもの生活に戻っておりますが、団体として「いつもの生活」の一部となっているものがあります。
それが僕たちHONKI University が本気で大好きなスポーツであるラフティングの練習!
この記事では2/24(土)に開催された日本一本気なラフティング講習会の様子をご紹介します!
概要
ラフティングって練習するの!?
日本一のラフティングチーム「テイケイ」
講習会で教わったこと
ラフティングって練習するの!?
HONKI University ってめっちゃラフティングラフティングって騒いでるけど、実際ただの遊びでしょ!?って思っている方!
半分正解です笑
でも僕たちが愛してやまないラフティング、ツアーラフティングというアウトドアの遊びの一面もありますが、立派なチームスポーツでもあるんです!
僕たちがナイル川を下ったときのラフティングは「ツアーラフティング」。
タイムを競うわけではなくガイド付きで楽しく激流を下るアクティビティです。
(その時の様子はこちら:【ウガンダ旅行6日目】HONKIでクレイジーなナイル川でのラフティング!!)
しかし、僕たちが日本で取り組んでいるラフティングは「レースラフティング」というタイムを競う団体スポーツとしてのラフティングです。
去年11月に開催された「御岳カップ」のような大会を目指して日々練習しています。
ここが重要なポイントで、ラフティングにも練習ってもんがあるんです!
ただ、練習を必要とする団体スポーツとしてのラフティング(=レースラフティング)の存在って日本では結構知られていなくて、練習方法などもネットを検索してもなかなか見つかりません。
実際僕たちも、朝早くから相模川で練習してはいるものの、イマイチ練習方法がわかっていませんでした。
そこで、そんな悩みを解決してくれるのが今回参加したラフティング講習会。
新潟大学や鳥取大学など全国各地からレースラフティングに取り組んでいるチームが集まりました。
それもそのはず、今回の講習会の主催は日本一のレースラフティングチーム「テイケイ」だったのです!
日本一のチームからレースラフティングの練習方法を教えていただけるという本気すぎる講習会でした!
ここでの学びを最大限にするため、参加者の中で唯一ヘルメットをかぶり、360度カメラを装着して講習会に臨みました!笑
日本一のラフティングチーム「テイケイ」
今回の講習会の主催である「テイケイ」は日本で唯一のプロレースラフティングチームです。
(テイケイのホームページはこちらから! つい最近ホームページがリニューアルされているようです!)
しかも2017年のラフティング世界選手権では第二位となるほどの実力で、間違いなく名実ともに日本一のレースラフティングチームです!
しかもしかも、練習場所が僕たちHONKI University と同じ相模川!
僕たちは練習場所が同じというだけで勝手に親近感を覚え、同時にめちゃめちゃ憧れております笑
憧れすぎて、3か月程前にはテイケイの藤川雄大選手に練習に来ていただきました!!(めっちゃ朝早かったのに来ていただけた辺り、さすがテイケイの選手、本気すぎる…!)
今日の講習会でも藤川選手にずっと指導していただき、本気でお世話になりっぱなしです!
今日の講習会では藤川選手の他にも安藤彰悟選手や吉永浩亮選手など、テイケイのメンバーの方々が指導にあたってくれました!
講習会で教わったこと
では、講習会で教わった練習について紹介します!!
今回の講習会には、約50名ほど参加者がいて全部で13艇程のラフトボートで講習会を行いました!
今回の講習会のテーマは「大きく!・強く!・速く!」です!
前漕ぎに焦点を当てて、このテーマに沿ってテイケイのメンバーが各チームに丁寧に教えてくだいました!
実際にテイケイの練習でもやっていた練習だそうです!
講習会参加者を4つのグループに分けてテイケイの各選手が、それぞれのグループを担当して教えてくれます!
僕たちの担当は、以前にもお世話になった藤川雄大選手でした!
今回の講習会ではドリルというものをやりました。
普段の漕ぎ方とは少し違うのですが各ポイントポイントに焦点を当てて漕ぐ、いわば基礎練みたいなものです。
漕ぎ方のイメージを定着させたり、フォームを確認したりするときによくやる練習法だそうです。
先ほども記述しましたが、テーマとなっている「大きく!・強く!・速く!」を達成するために5つのドリルを教えてもらったので紹介します!
今回のドリルはこちら!
1.全体重をパドルに!
2.腰からのせた体重を迎えに行く
3.骨盤をニュートラルの位置に
4.肩幅でもつ
5.Tグリップで漕ぐ
「大きく!・強く!・速く!」を達成するために、教えてもらったドリルを実際に紹介してみます。
1.全体重をパドルに!
まずは、一番の基本となる。パドルを入水させるときにしっかりと体重を乗せる部分です!
外国人とは違って、体格がそれほど大きくない日本人が、ラフテイングで世界と戦うためにはまずこの入水がめちゃくちゃ大切です!
テイケイの方々もガタイマックスの外国人と闘うためには、この入水でしっかりと自分たちの体重を乗せきることで挺にパワーを持たせるようです。
体重70kg程の日本人が、体重90kg程の外国人と闘う時、単純に上半身のパワーだけで入水しようとしても、当然体格のいい外国人選手のパワーにはかないません。
全身である70kgのパワーで入水することで外国人にも負けないようねパワーを出せるそうです!
この入水は、全行程の中の一番基本となる部分でもあり、この部分ができていないとその先の工程も意味が半減してしまいます。
実際のドリルの内容はというと、前の人の背中を入水するするタイミングで押してあげます。
実際にやってみると、自分たちが思っているより全身使えていなかったことが分かります。
後ろから押して貰うタイミングで体が前に投げ出されるくらい全身を使うのがポイントです!
実際に上手に体重を乗せられた時の感覚をこのドリルで養います。
2.腰からのせた体重を迎えに行く
続いては、入水の後に自分の体で乗り越えるように漕ぐ部分です。
僕たちがラフティングを始めてから、体で乗り越えるように漕ぐ部分はずっと教えてもらい続けていましたが、まだ自分たちが正しくできているのか、練習方法さえ分かっていませんでした。
体で乗り越えるように漕ぐことで、艇に対して推進力をしっかりと与えることができます。
実際のドリルの内容はと言うと、入水して漕ぐタイミングで状態が起きないように、前の人の背中を押さえつけます。
前の人は背中を押さえつけられることで前傾の姿勢を強制的に保つことになります。
そのまま前傾したまま、漕ぐことで、実際に乗り越えるという感覚をつかむことができます。
この練習めちゃくちゃきつかったんですけど、自分の体が乗り越えるように漕ぐってこういうことか!
という気づきを得ることができました!
3.骨盤をニュートラルの位置に
続いては、後傾しない姿勢です。
長く漕ぐとなると、正しい姿勢で漕ぐことはめちゃくちゃ大切です。
例えば、後傾して漕いでしまうと、逆に抵抗になってしまって推進力を失わせてしまったり、体が疲れてしまったりあまり良いことがありません。
正しい姿勢で焦げることで、力をしっかりと効率よく挺の推進力に変えられるようにします。
具体的には骨盤の位置を意識するように教わりました!
座った状態で、自分の骨盤の前傾、後傾、ニュートラルの状態を確認します。
このニュートラルの状態が理想の状態です。
実際に漕いでいる時、ニュートラルの位置まで漕ぐことで力を効率良く体の推進力に変換することができます。
つまり、後傾しないことを意識することで、挺に余計な抵抗を減らし、効率よく艇に推進力を与えるということです!
実際のドリルの内容はと言うと、このドリルも後ろの人と協力して行います。
後ろの人が、前の人の腰の位置に手を当ててあげて、ニュートラルの位置を前の人に意識させてあげます。
僕たちは、最初この3つの動作をひたすら練習させてもらいました。
一気に全部やっても意識するべきポイントが多すぎてどれも中途半端になってしまうので、ドリルのように1つ1つ全員で意識するポイントを合わせて練習していくのが上達への近道だと感じました。
この1〜3だけでも僕たちのパドリングは体感できるほど上達したと思います!(最初がひどすぎたのですが、、、笑)
4.肩幅でもつ
続いては、体全体で漕ぐという部分です。
実際に漕いでいると、肘が曲がってしまったり、腕力で漕いでしまったり。。。
これでは、体もすぐ消耗してしまいますし、全身のパワーが使えていません。
体全体でパドリングを行うことによって体力の消耗も減りますし、よりパワーを生むこともできます!
実際のドリルの内容ですが、まず、パドルを持つ手の幅を肩幅か、肩幅より拳一個狭く持ちます。
その状態でパドリングを行います。
強制的に腕を使えない状態でパドルを行うことで、前に進むためには、体全体を使ってパドルするしかありません。
最初は、びっくりするくらい漕ぎにくかったです!
僕たちが普段腕力だけでどれだけ漕いでいたのか痛感しました。
このあと、いつも通りの幅でパドルを持って、パドリングを行うとびっくりするくらい疲労感が違います!
この練習は実際にテイケイがウォーミングアップのときにも取り入れている練習らしくて、それだけ体全体で漕ぐということはめちゃくちゃ大切なんだなと思いました。
5.Tグリップで漕ぐ
最後は、「大きく!・強く!・速く!」の速くの部分です!
パドリングスピードを上げることで、ピッチを意識したパドリングができるようになるそうです!
実際のドリルの内容はと言うと、まずパドルを逆に持ちます。(ブレード部分を持ちます。)
Tグリップを水面に入れて速く!漕ぐという内容でした。
僕たちと、藤川選手とでは、Tグリップで漕いでいるときの水面を切るをとが全く違いました。
僕たちは、「ビシャッツ」って感じのちょっと高い音でしたが、藤川選手の場合「ボォフォッッツ」て感じで、低い、鈍い音が出ていました。
おそらく、藤川選手のような音を出せると速くパドリングができている一つの指標だと思います。
番外編
お昼休憩には、安藤選手に空漕ぎを教えてもらいました!
空漕ぎは実際にテイケイの選手も良く実践している練習しているらしく、ラフティングの前漕ぎの色んな要素が詰まっています。
腰の位置から体を畳んで前に入水させることや、耳の後ろ辺りから手を出すことでより体を大きく使ってパドリングできることや、漕ぐときに足を使って戻ってくることなど、いろんなコツを教えてもらいました!
まとめ
僕たちは上記のドリルの中でも主に、1〜4を強く意識して講習を受けることができました!
5の部分はまだちょっと高度でしたが、練習してゆくゆくはできるようになりたい部分です!
最後に、各練習を実際にラフティングチームテイケイの皆さんがデモしてくれた動画も紹介します!
上記に書いてある練習のやり方含め実践してくれているので、是非チェックしてみてください!!!
今回の講習会では、実際に藤川選手や安藤選手をはじめとするラフテイングチームテイケイの皆さんに、感覚的な部分やコツの部分まで深く教えていただきました。
今回学んだことを意識しながら、今後の練習につなげていきたいと思います!
今回は、このような素敵な講習会を開催してくださってありがとうございました!
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