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ユニバーサルカヌー!!内閣府「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰」受賞のご報告

平成15年から、神奈川県公園協会と湘南工科大学が協同でスタートした
「辻堂海浜公園バリアフリー化プロジェクト」。

その取り組みの一環として生まれ、長年にわたり多くの方に親しまれてきた
ユニバーサルカヌー事業が、このたび
内閣府「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰」
内閣府特命担当大臣表彰奨励賞
を受賞するという、大きな節目を迎えました。

これまで関わってこられた多くの方々の想いと歩みが実を結んだ今回の受賞について
当日の様子とともに、改めてユニバーサルカヌーのこれまで
そしてこれからを振り返りながらご報告いたします!!

概要:
1.表彰式当日の様子
2.ユニバーサルカヌーの始まり
3.HONKI Universityとユニバーサルカヌー
4.まとめ

1.表彰式当日の様子

表彰式当日、式へ参加する代表と出待ちメンバーは国会記者会館に集合しました!

この日を迎えるにあたり、
「何を着ていく?」「やっぱりここはHONKI Tシャツで臨むべき?!」
と、メンバーの間では楽しみながらも真剣な?!議論が交わされていました。。。

……が、内閣府よりスーツ着用の指定が入り、
「ですよね……」と全員が納得。
どうやら、私たちの“良からぬ企み?意気込み?!”は、すでに見抜かれていたようです。

そんな中、待ち合わせ場所で真っ先に目に飛び込んできたのは、
代表の虹色に輝くネクタイ
きちんとスーツ姿でありながらも、しっかりとHONKIらしさを忘れない装いでした。

今回の表彰式出席メンバーは、
「楽しみ!!」が全開の代表と、
長年にわたりサザンクラブ(障がい者対応の窓口)やサザン池でのサポートを担ってきた
和やかな笑顔が印象的なみんなのお父さん的存在のメンバーです。

まずは、国会記者会館内の食堂で腹ごしらえ。
ここは、この界隈では珍しく一般の人も利用できる貴重なお食事処です。

和やかな会話を交わしながらも、それぞれの胸の内には
「これまでの歩み」が自然とよみがえり、
会場へ向かう前から、ワクワクとしたいつものHONKIムードに包まれていました。

準備を整え、公園協会の太田参事とともに、いざ会場へ!!
出待ち隊のメンバーは、ここでお見送りとなりました。

表彰式会場では、全国各地から集まったさまざまな先進的な取り組みが紹介され、
ユニバーサルデザインやバリアフリーに対する社会全体の広がりを、強く感じる時間となりました。

その中で、公益財団法人神奈川県公園協会と連携し、長年にわたり実施してまいりました
ユニバーサルカヌー事業が評価され、
この場に選んでいただけたことは、言葉では言い尽くせないほどの感慨があります。

代表は、自身のポリシーを貫いた姿で表彰式に参列し
(その様子はこちら ▶︎
https://www.facebook.com/share/1BhRPKkyFA/?mibextid=wwXIfr )、
今回ご都合が合わず欠席となった、ユニバーサルカヌーの生みの親である
和田精二先生の想い、そして現在、多くの方に愛され、
“心のバリアフリー”として広がり続けているこの事業について、
高市総理へ直接お伝えする機会をいただきました。

▶︎ 内閣官房HP
https://www.kantei.go.jp/jp/104/actions/202512/24bf_hyoushou.html

2.ユニバーサルカヌーの始まり

ユニバーサルカヌーの原点には、
発起人である当時、元湘南工科大学教授であった和田精二さん
「一般児と障がい児が、一緒に遊べる場をつくりたい」
という、まっすぐで熱い想いがあります。

その想いを形にするため、数多くの研究や試作、試乗を重ね、
現在使用されているユニバーサルカヌーが完成しました。

事業開始から22年。
現在も春と秋には、辻堂海浜公園・サザン池にて
ユニバーサルカヌー体験会が開催され、
子どもから大人まで、障がいの有無に関わらず多くの方が水辺の時間を楽しんでいます。

今もなお、和田先生はサザン池に足を運び、
たくさんの笑顔が集まるその光景を静かに見守ってくださっています。
当初の想いが、22年経った今も確かに息づいていることを感じさせてくれる風景です。

▶︎ ユニバーサルカヌーの歴史のブログはこちらです
https://ikipedeia.info/event-report/universal-canoe-history/

3.HONKI Universityとユニバーサルカヌー

HONKI Universityは、
「楽しい」を根底に、誰もが自然に混ざり合える場づくりを大切にしながら、
ユニバーサルカヌー体験会を通して活動してまいりました。

当初は、主に目に見える障がいをお持ちの方の参加が多かった体験会ですが、
現在では、心の障がいをお持ちの方にも
多く足を運んでいただける場へと広がっています。

公園という、誰にとっても開かれた場所だからこそ、
年齢や障がいの有無に関わらず楽しめる
ユニバーサルカヌー体験会は、
多くの方に親しまれる「みんなのカヌー」となっています。

辻堂海浜公園での体験会にとどまらず、

  1. ティラノサウルスが出現した「ハロウィンカヌー」
    https://ikipedeia.info/event-report/halloween-canue2022/
  2. 学校や地域へ出向く「ユニバーサルカヌー出前授業」
    ttps://ikipedeia.info/event-report/universal-canoe-safety-lesson/
  3. 新宿・ダイバーシティでのDiversity Park
    https://ikipedeia.info/event-report/post-9373/
  4. 津久井湖城山公園での体験会
    https://ikipedeia.info/honki-shonan/post-10803/

どの現場でも共通しているのは、
特別な配慮を意識する前に、まず一緒に楽しむこと

その中で自然と生まれる気づきやつながりこそが、
私たちが大切にしている
ユニバーサルデザインの本質だと感じています。

4.まとめ

平成15年に始まり、
多くの方の熱い想いによって脈々と受け継がれてきた
県立辻堂海浜公園のサザン池でのユニバーサルカヌー事業。

このたび
内閣府「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰」
内閣府特命担当大臣表彰奨励賞
という
大変栄誉ある賞を受賞させていただく運びとなりました。

これは、和田精二さんをはじめ、
研究・運営・参加・応援という形で関わってくださった
すべての皆さまのお力があってこそ実を結んだ結果です。
また、公益財団法人 神奈川県公園協会、県立辻堂海浜公園の皆さまのご理解とご協力もあわせて
この場をお借りして、心より感謝申し上げます。

今回の受賞は、ゴールではなく一つの大きな節目
HONKI Universityはこれからも、公園や水辺といった公共空間において、
誰もが安心して参加し、心から楽しめる体験の場づくりを発展させていきます。
素晴らしき仲間の多様なHONKIスタッフと「俺たちHONKI!!」を合言葉に!!!

kiyomi: