
Day2(詳細はコチラから)
2日目は、現地の学校に足を運んだり、家に招待してもらったり盛り沢山な一日でした。
この日は、ウガンダに着いて2日目ですが、感じることや考えさせられることが盛りだくさんの1日となりました。
その中でも僕の中では印象的だった学校訪問について紹介します。
現地の学校に行ったんですけど、アフリカという地の厳しさというか、やはりというべきなのか、結構衝撃を受けました。
本で読んだところ、ウガンダで高校を卒業できるのは、小学校入学した時点を100%だとしたら、どうやら3%ほどしかいないそうです。
その理由も、決して勉強が嫌いとかそういうのではなく、家の手伝いをしないといけないだとか、やむを得ずドロップアウトしてしまう子が多いそうです。
教科書も全員に支給されるわけではなく、生徒たちは休みの時間を使ってノートに教科書写していました。
ノートも持ってない子達は、先生が書く字を必死に机になぞって覚えるそうです。
誰も文句は言いません。与えられた環境の中で、あるもので試行錯誤してやりくりしていくのです。
学校も日本のようにいっぱいあるわけではないですし、みんなほとんど歩いて登下校しています。
学校行くのに5キロ歩くなんて当たり前で、普通に何時間もかかります。
「それ大変でしょ!」
と聞くと、
「仲間と話しながら歩く時間は楽しいから別に苦じゃない」とか、「仲間と一緒にいる時間が増えるから嬉しい」と返ってきました。
日本とは違った価値観ですよね。
日本だと、登下校が長いほどめんどくさいと思う人は多いと思いますし、なかなか彼らのような考え方を持っている人は多くないと思います。
この学校訪問でもそうですし、今回のウガンダ旅行で感じた、ウガンダ人のみんなが大切にしていると思われる価値観は「仲間意識」です。これは確実だと思います!
仲間がいるから頑張れる。仲間と一緒にやるから楽しい。これは「HONKI」に通ずるところもありますよね。
ちなみに、彼らの一日のスケジュールを聞いてみると、、、
朝早く起きて、何時間もかけて学校に行き、学校で学び、また何時間もかけて家に帰ります。
その後は、ご飯の準備や家の手伝いなど、家のことでやることがいっぱいらしいです。
家の手伝いが終わる頃には、もう深夜です。
明日の学校のために早く寝なければいけません。
家で勉強をする時間なんて、取りたくても簡単に取れないと言っていました。
ただ、彼らは勉強が好きだし、勉強ができることに本当に喜びを感じています。
本では、「勉強できることに喜びを感じる」と何回か読んだことはありますが、実際にそれがどういうことなのか目の当たりにすると、日本がどれだけ有り難い環境で勉強させてもらっているのか痛感しました。
僕たちの小学校、中学校時代を思い返してみると、学校が終わった後遊んだり、塾行ったり、自由なことをやらせてもらえています。
勉強は嫌いな人が多いですし、塾をサボろうとする子たちさえ大勢います。
別に遊ぶのも、サボるのも個人の勝手なので自由ですが、実際にウガンダではこういう環境で勉強している人もいると知れば、日本人の勉強に対する姿勢にも変化が見られるかもしれませんね。
自分の肌で体感して、実際に現地の人の話を聞くことは、やっぱり本や、メディアから得る情報とはレベルが違います!
生徒は、全員が靴を履いているわけではないですし、着ている服も僕らから見たら、ボロボロで破れている子もいました。
当たり前が当たり前じゃない現実を自分の肌で体感して、目の前で見て、この現実をもっと多くの人にも知ってもらいたいとも思いました。
本やメディアじゃ得られない気付きがあると思います!
ウガンダ2日目に達成できた目標
①日本ではなかなか情報を手に入れることができないウガンダという地で過ごす人たちが、どのような価値観を持って過ごしているのかを知りたい。
彼らの「仲間意識」だったり、「あるものの中でやりくりし、幸せや喜びを見出していく」という部分に日本との大きな違いを感じました。
アフリカという厳しい環境の中で生活していくには「仲間意識」は必然なのかもしれませんね。
また、日本でも、「無い物ねだり」の精神(決して悪いことではないのですが、、)から「あるものの中でやりくりし、幸せや喜びを見出していく」精神をもっと取り入れると、もっとみんな明るく、楽観的な生き方ができるかもしれませんね(笑)
②日本では気にもしていないことに対して、有り難みを感じられるようになりたい!
学校に行ったことでこの部分は相当考えさせられました。
当たり前が当たり前じゃない現実を肌で感じることができましたし、その中で、あるものを使いながら必死に勉強していく彼らの姿には感動です。
学校や、勉強の環境に限った話ですが、僕たちが何不自由なく、勉強に取り組める環境があるのは、めちゃくちゃ恵まれているということで間違いないと思います!
LEAVE A REPLY