いきぺでぃあ

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社会をハッピーにするのが保育




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社会をハッピーにするのが保育

大学時代

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Q.大学生活はどうでしたか?

中高一貫だったので、友達の作り方が分からなくて「やばい!」と思っていました。田舎の方に住んでいる子も多くて、15時に授業終わったら「よかった~これで早く家に帰れるね」と言っていて、驚きました。私は、今まで学校終わったら遊びに行く生活だったので。大学の友達とは、あまり雰囲気が合わなかったかもしれません。

Q.4年間大人しく生活していたんですか?

妹のバレーサークルに私も行っていました。バイト、バレー、彼氏の家に土日泊まって、月曜そのまま学校に行くみたいな感じの生活でした。学校は勉強しに授業受けに行くだけでした。

Q.大学では将来のビジョンは変わらなかったんですか?

保育士になろうという想いは変わりませんでした。「こういう保育士になりたい」とかは全然考えてなかったです。就活は保育士の、公立の施設に入る試験があったぐらいで、それが受からなかったら私立の保育園の先生になるかって思っていました。とりあえず公立に行こうとは思って勉強はしていたから、試験には受かりました。

Q.なぜ保育園の先生になろうと思ったのですか?

自分が幼稚園児の時に、すごく楽しかった記憶があります。私は幼稚園を卒園したくなかったのに、「先生は大人になってもずっと幼稚園にいる!ずるい!」って思っていました。

Q.理由はそれだけですか?

はい。小学校2年生の時に弟が生まれて、自分は先生になりたいと思っていたので、世話が楽しくって。「弟の世話している私、なんか良い!」みたいな感じで。そこからずっと先生になるって自分を洗脳していたので何も迷わずに大学に行き、何も迷わずに先生になりました。

Q.「幼稚園にいたい」という理由で先生になったんですか?

そうです。だから子どもに何かを伝えようとか、保育大事!みたいなことはさらさら考えていませんでした。そのときはただ夢が叶ったみたいな感じで保育をしていて、子どもが可愛かったし、別に深く考えず先輩の真似をして、とりあえず保育士っぽくしてみる!っという保育士一年目でした。

大学卒業後

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Q.それは、具体的にどんな保育士だったのですか?

怒って保育していました。1年目の時に組んだ先生がベテランの先生で、すごくまじめな先生でした。2歳児の担任で、2歳だからじっとして座っているわけでもないですが、紙芝居読むときは「座りなさい!」みたいな感じの先生でした。

Q.少しつめこんでいる感じがしますね。

でも、私はそれが保育だと思っているから、1年目は「子どもに言うこと聞かせないと」みたいな感じで。大人主導というか、保育士がいて子どもたちがいて、いかにお利口さんを育てるか、という雰囲気の保育でした。

Q.そこから、自分の中での保育が変わるきっかけがあったのですか?

他園の園長先生と話すという研修があった時に変わりました。例えば、「『片付けしないなら、おやつあげないよ』みたいな言い方をしてないですか?」って聞かれました。

Q.実際のところはどうだったのですか?

思い返したら結構そんな声かけをしていたし、日常的に周りの先生もしていたのです。最初は「片付けするよ~」から入るけど、どうしても言うことを聞かない子には、「片付けしないなら、おやつあげないよ」って言うときが結構あったのです。

Q.無意識で言っていたみたいな感じですか?

はい。だから「していませんか?」って聞かれて、「していますけど?何か?」って思いました。そしたら「あなたの周りにはいい保育士がいないのね」と言われました。でも、私の中では周りの先生が保育士の見本だと思っていたので、「いい保育士ってなんじゃ!」ってなって、それからちゃんと勉強しました。

Q.どんな勉強をしたのですか?

子どもの発達や、子どもとの関わり方についての研修に行ったり、保育の本を読んだりしました。それで、先生の言うことを聞かせるという保育は、子どもにとってあまり良くないということが分かってきました。

Q.それから保育をする上で意識的なものは変わったのですか?

それから「保育大事だな」とか、「保育者の在り方と関わり方で、子どもは全然違うのだな」ということが分かりました。大人の都合で今まで保育していたのが、子どもの気持ちをしっかり受け止めて、子どもの気持ちや自主性を育てる保育をしようという風に変わりました。

Q.考えが変わってから何か変化はありましたか?

その時は埼玉の方で働いていましたが、地元が板橋だったので試験を受け直して、板橋の保育園に変えました。でも、板橋の保育園で働いている同期が20数人いたのですが、みんなで集まってしゃべると、ほぼ女子だからコイバナとかで超盛り上がっちゃって、保育の話とか全然しなかったです。

Q.へ〜。少し意外ですね。

私が保育の話をしても、ほとんど保育の話をする人はいませんでした。保育の本を持っていって、「この本、超やばいから」と言って渡そうとするけど、「へ〜、勉強しているんだね、偉いね」みたいな感じで。

Q.周りは、仕事に対する意識が低かったということですか?

もちろん、仕事はまじめにやっていたと思います。いろんな人がいて全然いいのですが、私自身は大事な仕事だと思っているので「保育士がこんなに集まっているのに、保育の話できないのはやばい!」と思いました。

Q.「やばい!」と思ってからは何かしたのですか?

もう1人の話ができる保育士の人と「板橋の保育士をどうにかして熱くしないと、やばい」と言って、チャイルドプラスという保育の団体を作りました。4年半前くらいの話です。

Q.「チャイルドプラス」ですか?

「保育の勉強会をしよう」という団体です。SNSもそんなに使えなかったので、メールを送って、私たちが受けた研修の受け売りみたいなのをやったりしていました。

Q.主に研修ですか?

他にも、手探りでかわいいカード作りなどをやったこともあります。1年くらいして、TwitterやFacebookが得意な人が入って来てくれて、それで割と活動が広がりました。埼玉、千葉、神奈川とか、遠いところでは富山から来てくれたりもしました。

Q.保育士ってどんな人がいるのですか?

思いを持っている人もいるし、「楽しいから保育します!」って人もいるし、「仕事以外のことはしません」みたいな人もいて、いろんな人がいていいと思います。けど、情熱をもって頑張る人って、意外と孤立していたりするのですよね。

Q.孤立ですか?

「本当は子どもにとってはこれがいいのに!」って言ってみるけど、上の方のおばちゃんに「毎年うちはこうしているから」みたいな感じで終わったりすることが多いのが現状なんですね。

Q.出る杭は打たれるということですか…。

だから、土日にチャイルドプラスを開催しました。意識の高い人たちが来て、「こういうことをしていきたいよね」と思いを互いに語り、「自分はこうしているよ」みたいな情報交換もあるし、ちょっと熱い気持ちを取り戻して現場に帰っていくみたいな感じでした。

Q.チャイルドプラスでは、どんなことを話したりするんですか?

基本は保育の話です。「粘土遊びにはどんな意味があるのか」とか。終わってからざっくばらんに話すのも楽しいです。場所によるけど保育士って給料低いですよね。手取り15万の人もいます。「大事な仕事だからもっと給料あげてほしいよね、そうだよね!」みたいな話して盛り上がったりしました。

Q.そこから、何かに取り組んだりしようという話にはならなかったのですか?

そのために何かするとか、じゃあ発信しようみたいなことにはならないから、「そうだよね、社会的な地位をもっと上げてほしいよね!」で終わっちゃいました。でも「それじゃ何も変わらない!」って思っています。

Q.菊池さんはそこから何かアクションを起こせるきっかけがあったのですか?

そんな風に思っている時に、農業のドリプラをやっている人に出会いました。TPPが出始めの時だったから、「大変になりそうだけど、農家は夢をもってやってなきゃいけないんだ。だから夢を語るんだぜ」みたいに言っていて、「かっこいい!」って思って、私もやってみることにしました。

*ドリプラ:事業の価値を説明するのではなく、その事業が社会に広まった時、どんなシーンが起こるのかを体験してもらうプレゼンテーション。

Q.ドリプラではどんなことをするのですか?

5・6人が自分の夢をプレゼンします。「自分の夢が叶ったら、こんな人がこんなHAPPYになります」という未来を描いて、それをプレゼンするのです。最初の1回目の時は「現場の声を聴いてほしい!保育士がどんな夢を持っているのか聞いてほしい!」という思いがすごく強かったです。

Q.それから保育ドリプラの形は変わったのですか?

保育関係の人が聞いたら「私のやっていることってこんなに大事なことなのか、夢があることだな」って思えるし、保育士とは関わりがない人でも「子どもの育ち、みんなで大事にいたいね」って思ってもらえたらいいなと思います。

Q.夢を叶えていく感じなのですね。

本当は、「もっとこういう保育園作りたい、こうできたらいいな」と思っている人はたくさんいると思いますが、それを人前で言うのも大変だし、イメージして形にするのは本当に大変だけど、そのお手伝いをして世の中を変えていける人たちをさらに増やしていけると考えています。

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