いきぺでぃあ

私たちは今、誰かの生きたかった1日を生きている。




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私たちは今、誰かの生きたかった1日を生きている。

転職

 

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Q.次に何の仕事をやるか、決めてから辞めたんですか?

いいえ。でも、何かしら自分でやりたいと思ったので、手元にあるお金でできることを考えて、移動販売を思いついたんです。福岡に「ふりふりパスタ」という、ケータリングできるパスタがあったんですけど、それを東京で売ることにしました。

Q.楽天から結構変わりましたね。。。

「人を幸せにしたい」という軸は変わっていないんですよ。軸が変わっていなければ、何をやってもいいのかなと思います。

Q.金生さんは、もともとパスタを売れるような料理の腕前があったんですか?(笑)

はい。食べ物って正直、できるものなんだと思います。プロの味かって言ったらそれはできないですし、ボロボロに言われる時もそりゃたくさんありますよ。でも、自分がこれでいいやと思うものに、共感してくれる人はいるじゃないですか。万人受けは狙いません。

Q.どのくらいの期間やられたんですか?

これも1年半くらいなんですよ。そこでも出会いがあって。ある焼き鳥屋の大将と出会う事ができたんです。

Q.ご縁ですね。

大将とお話ししていると、ある不動産の社長さんの話になって。その人が部屋を余らせていて、新たにお店を入れたいということだったんです。

Q.ちょうど空いていたんですね!

そうなんです。そこで、私がいくつかの案をプレゼンしたら、そのうちの1つの案を取り上げて、「美容のお店は、まだ明大前にないから、やってほしい!」と言っていただきました。

Q.そこからお店を開いたんですか?

そうです。

Q.どんなことをされたんですか?

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美容は、まつ毛パーマとか、まつ毛エクステとか、フェイシャルのお店をやりました。これは上手く軌道に乗って、結局10年続きました。でも、その後やっとやりたかった教育に携われるようになったので、美容のお店は譲渡しました。

Q.美容のお店を10年やりながら、思うことはありましたか?

はい。私は、人を育成するのは上手じゃないなと思いました。身勝手だからです。(笑)経営のために人をまとめて、継続させることは苦手なんだと思います。

Q.美容をやってから、どういう理由で現在のお仕事であるグレートキッズに行き着くんですか?

「ドリームプラン・プレゼンテーション」というプログラムの実行委員長である、福島先生のセミナーに行ったことがきっかけです。もともと、彼の本を読んで知ったのですが、生まれて初めて25万円も払ってセミナーに参加しました。

Q.25万円は大きいですね。

そうですね。でも、その勉強会や、そのあと実際に足を運んだ「ドリームプラン・プレゼンテーション」に感動して、人の夢の素晴らしさを知った時に、私が16歳の時に抱いた夢をふと思い出したんです。

Q.どう思われたのですか?

「あ、そうだ、私にも夢があったんだ。私の夢は、もっと経験積んでからやろうと思っていたけど、未来はいつでも自分が思えば引き寄せられる」と感じたんです。

Q.「グレートキッズ」のアイデアは、そういった過程の中で出来上がってきた構想なんですか?

そうです。楽天の中で「仮説→実行→検証→仕組み化」っていうすごく好きな理念があるんです。人ってどれだけ「こうすれば完璧」と頭の中で思っても、外的要因などでどうにもできないことっていっぱいあるじゃないですか。だから、仮説を1つ立てたら、まずは実行する。その中で、検証する。

Q.なるほど。

「何故うまくいかなかったか。次はどうしたらいいか」を考えるんです。そしたら、また仮説を立てて実行する。そのプロセスを繰り返していけば、いつかそれが仕組み化するでしょ?「グレートキッズ」は、そんな風にして出来上がったんだと思います。

今だから思うこと・伝えたいこと

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Q.今の「グレートキッズ」のお仕事について、どのように感じていますか?

満足はしていないです。もっともっとできることがあるだろうとは思っています。

Q.やはり、今がゴールではないんですね。

実際に今のものが形になったら、今度は医療で困っている子どもたちを対象に「グレートキッズ」をやりたいなと思っています。楽しみながら学ぶ方法を使って、子どもたちのやる気スイッチを押せるように進んでいきたいとは思っています。

Q.今やっていらっしゃるお仕事は、自分にとってどんなツールですか?

「社会って面白いよ、生きるって面白いよ」ということを、子どもたちに伝える手段だと思います。

Q.今の金生さんから考えて、大学はいったほうがいいと思いますか?

絶対いったほうがいいと思う。だって、そこで自分の出会いって広がるじゃないですか。点と点は絶対つながるんですよ。社会人になってから、「あ、あの時の友達が」とか、必ず繋がっていくので。

Q.自分が何をやりたいのかよく分からないときに、大学か専門学校かどちらかを選べと言われたらどうしますか?

どっちがいいんだろう。わからないな。でもどちらにせよ、いろいろな大人に出会う事は大事だと思います。

Q.若い時に、やりたいことは決まっていたほうがいいと思いますか?

決まっていなくていいと思います。私自身も、その時の出会いとご縁で生きているからです。10年後の未来なんて、本当に想像つかないじゃないですか。ただそこに、臨機応変に対応する力は身につけておいたほうが良いとは思います。

Q.社会人と学生時代を比べると、どっちが楽しいと思いますか?

社会人が120%楽しいです。やっぱり、面白い人がたくさん集まりますよね。いろんな経験や失敗を経た上で成功している人もいるし、全然自分と違う生き方をしている人たちも、もう大学の比じゃないくらい集まりますよね。そういう存在が、自分をさらに深めてくれるんです。

Q.金生さんが仕事をする上で、大切にしている考え方や、やり方はありますか?

当たり前だけど、感謝することですね。今生きている私たちの人生は、誰かが生きたかった1日を生きているんだと思います。だから今起きている事、すべてに対して感謝かな〜。

Q.それは仕事だけでなく、日々生きる上でもつながるわけですか?

つながります。例えば、失敗することも、怒ったりすることも、ものすごい凹むこともめちゃくちゃあります。人のせいにしたくなることもあります。でも、それも含めて「いや、でもあの人がいてくれたからだ」って思うんです。おかげさまですよね。

Q.人に対して怒りを持ってから、どうやって感謝を持つに至るんですか?

私はそんな善意で生きているわけではないので、旦那にやつあたりします。(笑) お互い今遠距離なので、旦那に電話して、本当にもうただただ聞いてほしいこと、言えることを発散。あとはもう寝る。寝たら、私は次の日単細胞なので「やぁ」って言って元気になってるんです。(笑)

Q.金生さんにとって、仕事とは何ですか?

仕事は人生かな。もう大好きです。

Q.今後進路を考える学生や高校生に伝えることがあるとしたら、どんなことを伝えますか?

まずは、やってみたほうがいいよと思います。まず行動。悩む前に行動。だって学生なんだもん。何回失敗したっていいじゃん。それは絶対経験になるよと。25歳とか30歳のときに振り返って、「あんなことあったね」って笑える人生が、一番最高じゃないかなと思います。

Q.やりたいことがないと言う人は、どうやったらやりたいことをみつけられると思いますか?

多分、自発的になっていないから無理でしょうね。だって、人に求めている時点でもうダメじゃないですか。それは人に頼っている人生だからだと思います。「そんなこと言っているうちは、見つけられないよね」と思います。

Q.じゃあ、その人はどうしたらいいと思いますか?

考えを持っているけど、それが自分の中で悩んでいたりしてわからないから、持っていないという解釈になっちゃうんだと思います。本当に悩んでいる子はいます。でも、悩んでいるということは、絶対何かを持っているんです。だって、悩んでいなかったら何も生まれないじゃないですか。

 

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