いきぺでぃあ

HONKIな「利尻昆布」区民講座に参加してきました。




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HONKIな「利尻昆布」区民講座に参加してきました。

 

こんにちは、3月4日に港区図書館で開催された「利尻昆布」区民講座に参加してきました!

 

この講座は、私達が普段利尻島に行った際にお世話になっている、利尻昆布漁師の神成さんたちが主催しているイベントです。

 

港区図書館の皆さんと協力してワークショップを開催することができました!

 

 

準備もバッチリですね!

 

このワークショップは、神成さん達が、利尻昆布をもっとみんなの身近なものにしてもらいたいという思いから開催されたワークショップです!

 

今回は神成さんが実際に漁をする際に着ている姿で公演してくださいました!

 

 

ネクタイも大漁旗から浜のかあさん(漁師の奥さん)が作ってくれたらしいです!

 

なぜHONKIと利尻が関係あるのと思った方は、ぜひコチラも一緒に読んでみてください!

HONKIと利尻の関係性についてはコチラから!!

日本一アツい島「利尻島」をHONKIで紹介します!!

心をつなぐフェリー会社。ハートランドフェリー

利尻島を自転車でぐるっと1周してきました!!

HONKIな島、利尻島を最高に楽しく遊び尽くす方法!

利尻島の大自然を2日間で遊び尽くす!!

 

さて、今回のイベントですが、利尻昆布の生産、出荷、食べ方まで丁寧に紹介してくれました!

実際の様子を追って紹介します!!

 

ちなみに余談ですが、今の利尻はこんな冬景色らしいです!!

 

めちゃくちゃ寒そうですね。。

 

では、今回の概要です!

概要

・昆布ができるまで(生産から出荷まで)

・利尻昆布の食べ方

 

 

・昆布ができるまで(生産から出荷まで)

前編として、昆布が胞子から成長して、乾燥するまでの漁師の仕事を紹介してくれました!!

 

 

いつも何気なく食べてる昆布ですが、胞子から成長していくとは初耳でした!!!

 

まずは、胞子から少し成長した昆布を2〜3本ずつロープに巻きつけます。

 

ロープは1本100mほどあるらしく、30〜50本も用意するそうです!

また、このときロープにはガムテープを巻いておきます!(この理由は後で紹介します)

この後は、実際に海に沈めて飼育を始めます。

 

3月から5月の上旬の期間で、昆布が順調に成長するまで、神成さんは沖に出て、伸ばしたロープの手入れを行います。

余計な海藻が付着して昆布の成長を邪魔しないするためです!

 

昆布も農作物と一緒で、光合成で育ちます。

そのため、太陽の光を遮るような余計な海藻は邪魔ということですね。

 

このときに、先ほどロープに巻きつけたガムテープが活躍します!

この余計な海藻を除去する作業を行う際に、ロープからガムテープを取れば簡単に海藻ごとはがせるような工夫だったそうです!

 

もちろん、この作業も漁の一環です!

 

この話を聞くまで、海に出て何かを水揚げすることが漁のイメージでしたが、

こうやって日々手入れをしていくことも漁の一環なのだと教えてくれました!

 

ちなみに神成さんの船には第11沙羅丸といって長女さんの名前がついています!

実はそれにも意味があるんです。

どうやら海の神様は女性の神様らしく、長女の名前を船に付けると大量に恵まれるという伝えがあるそうですよ!!

 

続いては、水揚げする日の流れについて紹介します!

水揚げは夏に行います。

なんと船を出す時間はAM2:00!!

 

外は真っ暗です。

真っ暗な中、海に出れるなんてさすが漁師さんです。

 

ちなみに神成さんの船では4人で昆布を船に揚げるそうです!

揚げた昆布は陸に持っていきます!

だいたい、ここまでの作業でAM3:00になります。

 

一旦陸に上げた昆布には、シャワーのように水を浴びさせます!

この工程によって、昆布に付着しているプランクトンを流すそうです。

昆布はこの後干す行程に入るのですが、基本的に太陽の力で干すので、天気が良い日にしか水揚げできません。

 

車に昆布を積んで、AM4:00には干し場に昆布を運んで、昆布を干します。

 

干し場では、まず昆布を広げて、ロープから昆布を引き離します!

干し場には、干し子さんという方々がいて包丁を使ってこの昆布とロープを引き離す作業を行うそうです。

 

またこの際に、網掛け作業と言って昆布に網をかけることもポイントだそうです。

なんでか分かりますか?

 

 

どうやら最近の昆布は見た目も重視される傾向にあるらしく、網掛け作業を行うことによって昆布のシワを伸ばすらしいです!

この作業をすべて終える頃には、PM2:00ぐらいになるそうです。

 

ちなみに、この作業中(AM5:00頃)にみんなで朝食を食べます。

 

なんと!!!

浜のかあさんたちが、ここで作業をしている30人〜40人分の弁当を作るそうです!!

大変!!!

いつ起きるのか聞いてみると、実は漁師さんたちより早いそうです。

 

さて、次の作業は天日干しをした昆布の品質を保っていく作業です。

 

天日干しした昆布は倉庫に持って行き、熱を加え、風を通し、品質を保っていくそうです。

 

そして仕上げの乾燥を行います!

 

昔は、昆布を水揚げしてから乾燥まで、2〜3日かけてやっていたそうですが、近頃の人数不足もあって機械を使って1日で作業を終わるようにしているとおっしゃっていました。

 

6月からは出荷を始めます。

乾燥させた昆布を、昆布を切る専用のハサミを使って出荷できる形に持っていきます。

実際に浜のかあさんたちが昆布を切ってくれました!

ただ、どうやって昆布を切るかは各漁師の家庭によって違いがあるそうです。

また、出荷は11頃まで続くとおっしゃってました。

 

水揚げから出荷まで、これらの工程を6月〜11月まで続けるそうです!

そして12月からは、再度昆布胞子を作るそうです!

 

ちなみにここで一つ質問が出ました

Q.養殖昆布と天然昆布の違いってなんですか?

A.両方とも同じ海で育てているため成長環境は養殖も天然もほとんど違いはないそうです。

違いを挙げるとしたら、養殖はロープに頭がついているため下方向に成長していくそうです。

天然は、岩場に頭がついているため養殖とは違い、上方向に成長していくらしいです。

とはいえ、栄養面ではほぼ変わりはないそうですよ!

 

 

・利尻昆布の食べ方

続いては利尻昆布を最大限楽しめるように、利尻昆布の食べ方編を浜のかあさんたちが紹介してくれました!

 

はまのかあさん達のエプロンも大漁旗から作った手作りだそうです!

 

利尻昆布はいろんな料理に応用でき、栄養満点のため、めちゃくちゃオススメです!

利尻昆布の楽しみ方は大きく分けて2つ!!

1.出汁を取って楽しむ

2.実際に食べて楽しむ

実際に、料理と一緒に、軽く紹介します。

 

出汁を取る場合は、利尻昆布20gに対して、水1リットルがオススメだそうです!

 

出汁を取った利尻昆布はこのあと食べれるので捨てないでくださいね!

 

料理は、ほんとにいっぱい種類があるので写真と一緒に紹介します!

 

まずは、先ほどの出汁を使った利尻昆布そば!

 

なんと、そばに乗っているかき揚げも利尻昆布のかき揚げです!!

 

お酢と一緒に漬けてピクルスにするのもおすすめです!

どうやら、お酢の臭みを和らげてくれる効果も期待できるそうです!

 

まだまだおすすめはあります!

利尻昆布を使ったおでんです!!!

大きい昆布も食べることができて格別だそうです!

 

そして、浜のかあさん達のイチオシがコレです!

 

昆布チーズ餅と言って最近開発されたようです!

作り方はいたって簡単で、餅にチーズと刻んだ利尻昆布を乗せるだけ!!

是非食べてみてくださいね!

 

最後には、昆布についての素敵な案内も頂くことができました!!

昆布についての豆知識や、おすすめのレシピも載ってるので要チェックですね!!

 

 

ワークショップが終わった後はおみやげの販売もあり、大盛況でした!

出汁を取る昆布も

 

そのまま食べれる焼き昆布も

 

ちなみに、焼き昆布のパッケージに私たちが載ってるんです!!

パッケージにしてくれた神成さんありがとうございます!!

 

この焼き昆布はHONKIイチオシです!!

そのまま食べれますし、カリッとした食感と昆布の香ばしさがたまりません!

 

Amazonからも購入できるので要チェックしてください!!

 

お土産販売はも、大盛況でした!!!

 

みなさんもこの機会に是非、利尻昆布を楽しんでみてください!!!

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