こんにちは、私達HONKI Universityラフティングチームは先週、御岳にてラフティング講習を受けてきました!
午前中は、白丸湖という流れの穏やかな大きな湖で、ラフティングの基本的な練習を行い、午後からは、実際にレースで使われるような流れのある中で、流れを使った練習を行いました。
めちゃくちゃ充実した1日でした!
今回も、HONKI Universityがお世話になりまくっているみたけレースラフティングクラブの柴田大吾さんに多くのことを教えていただきました。
ラフティングに興味がある方は以下をご覧になってみるのもおすすめです!
・HONKI Universityが本気でハマっている「ラフティング」とは!?
私達の復習のためにも、実際に今回教わったポイントをレポート形式で紹介したいと思います。
午前の部
–ラフトボートに乗っているみんなが見るべきもの
-Jストローク
–回転
–ドリル
–練習方法
–ラフトボートに乗っているみんなが見るべきもの
ラフティングは、決して一人でできるようなスポーツではありません。
一緒のボートに乗っているメンバーみんなでボートをどちらに向けるのか、仲間は今どんな状況なのか、常に把握している必要があります。
まさに、互いのコミュニケーションが必要不可欠なチームスポーツなのです。
今回は、ラフトボートに乗っているみんなが、ボート漕ぐにあたって把握しておくべきもの(見なければならないもの)を紹介します。
メンバー全員が、この把握事項を意識していないと、息が合わずボートは真っすぐ進みません。
把握しておくべき項目は全部で5つあります。
・ボートの先端(バウ)
ボートの先端のことをバウと呼びます。
バウが、左右にぶれてしまうとボートは思った方向に進むことができません。
バウが向いている方向に、ボートは進むので、バウが見当違いの方向を向いてしまうと、それだけ、ボートの進むロスが多くなってしまいます。ボートを前に進ませるためのパワーをバウの方向調整に取られてしまうともったいないですもんね。
バウをいかに左右にぶらさずに目標物に向かって一直線でいるかは、とても大切なことです。
・他のメンバー
ボートを前に進ませるとき、メンバー全員が同じタイミングでパドリングしていることが非常に重要になります。
誰かが、早く入れすぎても、遅く入れすぎてもボートのバウが変な方向を向いてしまう原因となってしまいます。
ボートをまっすぐ進めるためには、メンバー全員が同じタイミングでパドリングするこが大切です。
そのために、常に他のメンバーが今どのような状況なのか把握しておく必要があるのです。
・川の流れ
ラフティングは、流れのある川の中で行うスポーツです。
今回の練習は、どこまで川の流れが強い場所ではありませんでしたが、川の流れはボートにとても大きな影響を与えます。
川の流れを常に意識しながら、ボートを進めることが非常に大切です。
・目標物
ボートが向かっていく目標物をメンバー全員で認識しておく必要があります。
目標物がみんなバラバラだと、もちろんボートはしっかり進みませんもんね。
目標物は、ふわっとした抽象的なものではなく、なるべく具体的なものにしとかないと、メンバー間に解釈のズレが生じてしまうので、なるべく細かく設定しておくことがポイントです!
・ライン
ラインとは、ボートのバウと、目標物をつなぐ線のことです。
バウから目標物に向かって、しっかりとまっすぐラインが取れていることが最短距離で進むことができる最優先事項です。
しかし、ラフティングとは、メンバー全員が、ボートの縁に座っています。
どこに座るかで、見えるラインが人それぞれぜんぜん違うんですね。
しっかりと、どのポジションに座っていても、バウから目標物に向かって正確なラインをメンバー全員が描けることが非常に重要です。
-Jストローク
いままで、私達は、「スタンラダー」という方法で舵取りを教わってきました。
スタンラダーとは、舵を取る際にボートの後ろ(スタン)の方で舵を取る方法で、効力は大きいのですが、上手に入れないと、前に進む推進力を殺してしまうというデメリットもあります。
今回私達が、教えていただいたのは、「Jストローク」という、パドルでストロークしながら舵を取る漕ぎ方です。
このJストロークがしっかりとできるようになると、ボートの推進力を保ったまま、バウの方向を微調整できます。
Jストロークは、パドルの使い方にコツがあります。
パドルの水をキャッチした面でそのまま舵を取るようにします。(漕いだ水をそのまま使うようなイメージです。)
手首をひねるようにストロークするので、慣れずに最初はちょっと戸惑いましたが、練習あるのみですね。
意識することは、いくつもありますがその中でも
・水のキャッチを感じること
・慣れてきたらストロークと舵取りを一連の流れで行うこと
・ボートの慣性をしっかりと意識して舵を取ること
は大切ですね。
かなり実践的なテクニックだと思うので、これから練習して上手くなるしかありません!!!
特に、ボートの慣性を使うっていうのは、今後非常に重要になってくると思うので、メンバー全員がしっかり意識できるようにしたいです。
–回転
ラフティングをしていると、ボートを回転させる場面が何度もあります。
このときも、メンバー全員でボートを回転させる意識を統一させる必要があります。
右回転のときにも、左回転のときにも
ボートの回転軸を意識して、力を入れるポイントや、水の抵抗となっている部分を減らす工夫が必要です。
このときも、ボートの慣性を意識して、回りたい方向に予め慣性をつけておくと、周りやすさが段違いでした!
・右回転の場合
それぞれ、ボートに乗っている人たちは、上の図のように漕いでいきます。
②番の人のパドルのタイミングに合わせて漕ぐことが重要です。
バックでパドルを入れる人は、中から外に出すようにパドルを入れることがポイントです。
360°を2.5ストロークくらいで回れることを目標として、教えていただきました。
左回転の場合
それぞれ、ボートに乗っている人たちは、上の図のように漕いでいきます。
①番の人のパドルのタイミングに合わせて漕ぐことが重要です。
バックでパドルを入れる人は、中から外に出すようにパドルを入れることがポイントです。
360°を2.5ストロークくらいで回れることを目標として、教えていただきました。
–ドリル
ボートの回転を教わった私達は、この練習を効率よく行えるようなドリルを教えていただきました。
こんな感じです。
意識すること
・メンバー全員で息を合わせて回転すること
・回転方向側でありボート前の人に合わせて回転すること
・回転方向側でありボート前の人が、回転終わりでボートをしっかりとコントロールすること
・回転する前のボートの慣性を回転方向に向けておくこと
・回転し終わったあとの最初の数漕ぎ
現段階では、なかなか上手にいきませんでしたが、何度も繰り返して上達したいと思います。
–練習方法
その他にも、練習方法を教えていただきました!
いつもは短い距離を漕いでいるせいで、なかなか長い距離を漕ぎ切ることが来ません。
そこで、10分漕いで、3分休んで、また10分漕ぎ続けるといったインターバルのトレーニングを導入することをおすすめしてもらえました!
慣れてきたら、20分-3分-20分のように漕ぎ続ける時間を伸ばせるとなお良いそうです!
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